ナビ決勝 鹿島VS千葉(国立)
サポーターにとってもやはり、決勝という舞台は特別だった。
ひさしぶりに試合開始前のあの緊張感を感じた。
リーグ戦で優勝を争う試合をしたことがあるとはいえ、決勝は、2003年のナビ以来。
3日にピッチにたった選手達のほとんどは、このナビや天皇杯の決勝やチャンピオンシップという特別な舞台を実感したことがなかったんだと試合終了後、気づいた。
強さは、多くの悔しさや屈辱の上に成り立つもので、
過去の鹿島の強さも、それに比例するだけの多くの敗戦の悔しさの上にあったということを今更ながら思い出した。
後半、押していた時間帯に、ここでゴールが決まればもしかすると。。。と僕も思っていた。
しかし、サッカーの神様は、まだまだ勝者に相応しくないという判断したのだ。
これを乗り越えろと!
準優勝の表彰後すぐ、メダルをはずした選手達。
優勝の表彰に背を向けて全くみようとしなかった選手達。
この時、はっきりと敗者の屈辱を実感できたはず。
先輩達の助言も聞いていても、こういう実感がないとなかなか身にはならないもの。
特に印象的だったのは、あまり感情を表にあらわすことのない二人の選手。
試合終了後その場にたったまま動くことのできなかった増田選手。
サポーターの前で頭を下げたまましばらく動けなかった野沢選手。
何度となくスタジアムに足を運んでいるけれど、そんな姿を初めてみた。
情けなさや悔しさが伝わってきた、だから僕は、「野沢、がんばれ」と思わず叫んでしまった。
だって、僕もそうだからなんだけど、普段あまり感情を表に出さない人が、周りを気にせずに感情を表すということはよっぽどのことだから。
この悔しさを絶対忘れるな!!
この負けたときの痛みを覚えていろ!!
大の負けず嫌いだから鹿サポなので、この負けは悔しい。(酔っぱらってふて寝してました)
だが、負け惜しみだが負けてよかったよ。
最近の連敗しているような、なさけない試合ではなく得点されるまではみせてくれたのは良かったが、
1点取られた後のバタバタはいつもの悪い所がでて、その後1点でも取り返そうという気迫がみれずいつものたよりなさを感じたのも現実。
だから、愚痴とか言い訳でなく、欠点をしっかりと見据えて、この悔しさをぜひいつかこの国立で晴らして欲しい。
その時には、僕らサポーターも胸をはって☆を掲げることができるはず。
まずは、天皇杯4回戦で、見せてくれ。
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